独EMI 7LP! カラヤン+70年代頂点のBPO モーツァルト 後期交響曲集 管楽協奏曲集 貴重なリハーサル付き 究極の高音質録音 カラヤン史上最高のMozart 独EMI29642-6 Stereo7LP。 LP1-4 モーツァルト：後期交響曲集 交響曲第35番「ハフナー」 交響曲第36番「リンツ」 交響曲第38番「プラハ」 交響曲第39番 交響曲第40番 交響曲第41番「ジュピター」 第39、40、41番リハーサル （録音：1970年9月、ベルリン、イエス・キリスト教会） LP5-7 モーツアルト：管楽器のための協奏曲集 フルート協奏曲第１番（アンドレアス・ブラウ） フルートとハープのための協奏曲（ジェームズ・ゴールウェイ） オーボエ協奏曲（ローター・コッホ） クラリネット協奏曲（カール・ライスター） ファゴット協奏曲（ギュンター・ピースク） オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンのための協奏交響曲KV297b（カール・シュタインス、ヘルベルト・シュテーア、ノルベルト・ハウプトマン、マンフレード・ブラウン） （録音：1971年8月、スイス、サン・モリッツ） カラヤン指揮ベルリン・フィル。 これはものすごい製品です。 カラヤンとベルリン・フィルが最高のコンディションであった1970年代に一気に録音されたモーツァルトの後期交響曲6曲と管楽器のための協奏曲全曲を収めた決定的なボックスです。 この後期交響曲集はカラヤンによるモーツァルトの演奏の頂点に位置する録音で、これ以上の演奏、録音は後にも先にもありません。 カラヤンにとって2度目のEMI時代となる７０年代にはカラヤン最高の名盤が数多く生まれましたが、特にこの時期はベルリン・フィルにとってもまさにピーク期で、世界最高のテクニックとアンサンブルを誇る「スーパー・ヴィルトゥオーゾ・オーケストラ」として超絶の名演を生み出しました。７０年代のベルリン・フィルの音は「壮大」という言葉が最も当てはまるのではないかと思いますが、そのダイナミックでスケールの大きな演奏はあのVPOでさえ出せないBPOだけのものです。 前半4枚に収められた後期交響曲集はカラヤンによるモーツァルトの交響曲録音の中でまちがいなく最高のものです。スーパー・オーケストラ、ベルリン・フィルの超絶的なうまさとエネルギーに満ちたカラヤンの棒さばきで、一気に突き進むダイナミックな演奏は、これまでに何百回と聴いたモーツアルトの交響曲からその素晴らしさを今改めて気付かせてくれます。最高の演奏者で構成されたそのオケから出る音は神業です。一糸乱れぬ超人的アンサンブルが生み出す分厚い弦楽群は左右スピーカー間いっぱいに広がり、ソリスト級の名手揃いの奏者が揃った管楽器群の音は美しい残響の中で輝かしく響き渡り、それらが一体となって圧倒的な音の空間を創出します。 イエス・キリスト教会で捉えられたその音は極太で力強く、左右のスピーカ間をぎっしりと埋め尽くす弦楽器群の分厚さには度肝を抜かれます。ものすごい迫力と感動を体験できます。 交響曲の録音は西ベルリンのイエス・キリスト教会で一か月の間に集中的に行われました。 フェーダーを握るのは独エレクトローラでカラヤンを一手に担当するベテラン・エンジニア、ヴォルフガンク・ギューリッヒで、DGGのギュンター・ヘルマンスが作る音とはまた違った壮大な音作りが特徴です。 70年代に制作されたカラヤンのEMIへの録音はどれをとっても、ヴォルフガンク・ギューリッヒによる響きをたっぷり含んだ壮大な音に満ちており、その結果カラヤンの生涯最高の名盤が綺羅星のごとく生み出されました。はっきり言って70年代に作られたカラヤン/BPOのレコードはEMI盤がDGG盤を圧倒的に凌駕していると言えます。このモーツァルトの交響曲曲など演奏、録音いずれにおいても傑作中の傑作です。 後半の3枚に収められた管楽器協奏曲集は、史上最強メンバーをそろえ、最高の実力にあった時代のスーパー・オーケストラ、ベルリン・フィルの名手をソリストに迎えての録音です。「フルートとハープの協奏曲」のフルート・ソロは当時BPOの首席奏者であったあのジェームズ・ゴールウェイです。 この録音は1971年8月にスイス、サン・モリッツでやはり一か月の間に集中的に行われました。 ここに出品するのはその超名演すべてを収めた7枚組みボックスで、厚さが3cm、重量が1700g(!)もある迫力満点の重量級製品です。 さらにこの製品には凄い特典がついています。 LP5にはこの録音における交響曲39、40、41番のリハーサルの模様が収められています。カラヤンの指示によって音楽が創り上げられてゆくリハーサルの模様はカラヤン愛好家だけでなくすべての音楽愛好家にとって大変貴重な体験となるでしょう。本番録音と同じHiFi録音で捉えられた臨場感あふれるリハーサルを聴いているとその日のセッションの現場にいるような錯覚さえ覚えます。カラヤン・ファンなら喉から手が出るようなすごいボーナス・コンテンツです。 本品は極美品です。 レコードは交響曲の数面が聴かれているだけで、ほとんどの面にはレーベル上のスピンドル跡もなく、盤面には使用した形跡が見えないぴかぴかつるつるの新品同様極美盤です。 管楽協奏曲集の3枚は99%未使用です。 LP1だけがはっきり聴かれたことがわかり（ボックスものの最初の1枚だけが聴かれているというのは世の東西を問わずよくあることです）、レーベル上のスピンドルと盤面上の細いヘアラインが認められます。このためLP1のAB両面を検聴しましたが、結果はノイズ皆無という素晴らしいコンディションでした。 それ以上の面に関しては不要な通針をさけるためあえて検聴はせず、そのままの状態でお届けします。（これは決してノイズ皆無ということを保証するものではありません。レコードですのでたとえ新品でも雑音はあり得ます。ましてやこれだけの面数ですので見逃しもあるかもしれず、どこかにノイズはあるものとお考えください。） 解説書は交響曲集と管楽協奏曲集に分かれた2冊がついています。 厚みのあるがっしりしたボックスは裏面角に少しスレがあるだけでとてもきれいな超美品です。 この録音はもともと2つの別々のセットとして出されたもので、それらをすべて一緒にしてさらにリハーサルLPをつけたこのボックスは稀少です。このセットをこれだけの極美コンディションで入手するのは簡単ではないと思います。どうぞお見逃しなく。私の超々々推薦品です。 重量：1700g(これに梱包材重量を足したものが送料の対象となります。) 安心してお求めいただける良質の品物の提供を第一に考えて出品しております。 音楽鑑賞に差し支えるような瑕疵のあるレコードは最初から出品しないようにしておりますが、レア盤などで瑕疵の存在にもかかわらず出品意義があるような場合には、その状態を明記して出品しています。 ノイズや盤の状態に関しては、検聴を行った盤に関してのみ気が付いた点を書くようにしていますが、それらは再生装置によって出方が違い、その感じ方は主観的なものですので聴き手によって違います。またすべてのノイズを聴き取ることも書くこともできず、聴き逃しもあるかもしれません。コンディションの説明はあくまで大体の目安とお考えください。（レコード特有の散発ノイズや盤質雑音などに関しては特に書きません。） いかにきれいな品であっても中古LPは中古LPで、50-60年前の古い品も多くあります。 レコードにはノイズがあるのは普通とお考えいただき、ノークレーム、返品なしという前提をご了承いただいた上での入札をお願いいたします。絶対にノイズのないような盤をお望みの方は入札をお控えください。 (なお、古いレコードはたとえ新品でも長い年月の間に材料内成分の析出などにより小さなピチプチ雑音が出ることがあります。レイカの「バランス・ウォッシャー」やディスク・ユニオンの「レコクリン」などでクリーニングすればこれらが取り除かれてより美しい音を楽しむことが出来ますのでお聴きになる前のクリーニングをおすすめします。また、当方ではモノ・レコードはモノ専用カートリッジで聴いております。モノLPをステレオ・カートリッジで聴きますとモノ信号の再生に必要な水平方向の動き以外に垂直方向の動きも拾ってしまいますのでモノ・レコード本来の音が再生できないだけでなく、不要なノイズや雑音を拾うことにもなりますので、モノ・レコードはモノ専用カートリッジで再生されますことをお勧めします。） なお、当方で出品するレコードはほとんどすべてが空気の乾燥したドイツで使用、保存されてきた品ですので、特別な表記がない限りジャケットのカビ、シミ、カビ臭などは一切ありません。 支払いは「ヤフーかんたん決済」となります。 発送は標準がゆうパック（おてがる版）となります。 LPの場合、80サイズでの発送となりますが、複数枚の品物をご落札頂いた場合でもある程度の厚さまで同一料金で送れます。（それ以上になりますとその厚さによってサイズが変わり、料金が上がってゆきます。）複数落札の場合は必ずオークション終了後すべてのアイテムを「まとめて取引」にして取引を始めてください。そうでないとヤフオクのシステム上各商品に別々に送料がかかってしまいます。 なお、保証はつきませんが、軽い商品（2kgを超えるものは送れません）については全国均一料金で少し安く送れる定形外での送付もお受けします。一般的にLP2-3枚くらいまでは定形外がお得ですが、定形外郵便の料金は商品の重量によって変わってきますので同梱ご希望の場合は、取引手続きに進む前に必ず取引連絡欄から料金をお問い合わせください。